あいたむblog

ワインと音楽とアートと写真が好きなあいたむの日常。 たまたま見つけた誰かのために残しておくメモ。

カテゴリ: 日常



美女と野獣は
子供の頃から大好きな映画で、
特にヒロインが待ってるだけのお姫様じゃなく、自分の道を選んでいるところがかっこよくて憧れていた。

昔ディズニーオンアイスで美女と野獣やってた時も見に行って素晴らしかったし
今回の映画は大好きなハーマイオニーグレンジャー、もといエマ ワトソンが出てるというので、予告を観ただけで涙腺崩壊レベルだったので、いつ観に行こうかと思っていた。

たまたまゴールデンウイークでパリに来てるので、久しぶりに映画でも見るか👀と思い突撃。
フランスの話だし、良い記念になった。

オリジナル版でフランス語字幕の3D。
美女と野獣はDVDも持ってたし繰り返し見ていたので台詞をそらで言えるほど覚えていた。
BELLEのテーマが映像化されたところで、エマワトソンが完全にベルで、泣きそうになった。

ここは静かな街いつも同じ朝
みんな目を覚まして呼びかける
Bonjour!Bonjour!

完コピ!!
プロの犯行並みにガチで、すごい。

強いぞガストンのテーマも凄いかっこよくてダサいとこが最高だし、

Be Our Guestといったら!!
思わず歌い出してしまいそうになるのをこらえた。
もし歌唱OK鑑賞会があったら、絶対行きたい。

これだけで見に行って良かったと思いました。

内容は美女と野獣ファンなら絶対満足すると思う。

更にアランメンケンの新作が映画に含まれていて、90年代のディズニー映画ファンとしては非常に感激してしまった。

野獣の優しさ、悔しさ、切なさが伝わってきて、ありがとうございます!!という気持ちになった。

そして、とにかく歌も上手いし、これまでずっとハーたんを演じてきたエマだから出来た演技で、所々ハーたんだったけどそこも良くて、今映像化してくれて本当にありがとうございますという気持ち。

とにかく映像が本当に素敵で、もう一度劇場でゆっくり見たいです。

よくある、論調…
若い世代は「金が無い」
だから
「服を買わない」
「海外行かない」
「車買わない」
「音楽にお金かけない」
という、聞き飽きた話。

本当にそーかなー。
と思うことがあります。

アパレルが瀕死の状態なのは若者がファストファッションばかり買うからとかフリマアプリで古着の売買が定着したからとか聞きますが、それだけが理由だとは思いません。


確かにもしかしたら
バブル世代みたいに羽振り良くない時代だし、
コギャル世代みたいにブランド武装しなくても良い時代。
雑誌やテレビなどのメディアによる一方的な発信が通用しない世代は、
もっと狭いコミュニティ上での流行を重視しています。

原宿には今日も若者が溢れ、
竹下通りの混雑は阿鼻叫喚もの。
ガラクタしか売ってないような街だけど、ものすごく賑わっています。
別に何を買うわけでも無いのに、週末になると竹下通りを通るだけで1時間はかかります。
クレープ、とか、パンケーキ、とか、ロブスター、とか、餃子、には未だに行列していたり… 

若者がお金が無いのはいつの時代だってそうだけど、
今の子達は自分にとって本当に必要なものかどうかのジャッジが非常にシビア。

皆が持ってるから欲しい

テレビで流行ってると言ってたから行きたい

という価値観より、
自分にとってそれはお金を払うほど大事なものなのかどうか?
に重きを置いているように見えます。
それが例えば好きな海外アイドルのプロデュースするアパレルなら、オンラインストアから輸入して買うし
好きなアニメのガチャだったらお目当てがでるまで回すし
クラブイベントがしたかったら、高校生でも箱を借りて必死で告知したりしています。  

限られたお金の中で自分がどうしたら楽しめるかだけ考えてるように見えます。

消費するチャネルが増えたぶん、どこで何を買えば自分にとってメリットがあるかを冷静に判断しています。

逆に買わなくてもいいものはシェアリングエコノミー、という発想がこれから益々進化していきそう。

それは自分にとってはチープシック、パリジャンの生活に通じるところがあって、なんの違和感もなくて、寧ろ賢い生き方なのではないでしょうか。

その考えはとてもミニマルで良いと感じる一方、ただ良い製品を作るだけでは売れないから、心理戦に走ったり、人の恐怖や不安を煽ったり、インパクトや理由づけ、ストーリーセットをしないと見向きもされなくなるのかなぁ…と思うととても怖い。

良いものを作る人が良いマーケティングができる訳ではないから、お金を払う必要が無いとジャッジされたらその業界は廃れてしまうのかと…。

ナノ・ユニバースやローズバッド閉鎖の話を聞いて、色々考えてしまった夜でした。
TSI、「ナノ・ユニバース」10店前後を閉鎖 https://www.wwdjapan.com/card/369553/?taxonomy=8751

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それぞれの職業論がある中で、
ディレクターも、100人いれば100通りの、
仕事論があると思っています。

ディレクターという仕事について、気づけば10年。
この業界に就きたいという若い人たちとお話しする機会も増えました。
最初からディレクターになりたいと言ってこの業界に入る人は多くないと思うけれど、
これからこの職種に就きたい、または就くことになった人に、
僭越ながら自分が大事にしていることを書いてみます。

・観察眼を持とう
「一流の企画者とは!」
という言葉で、自分はよく叱られた。
今となっては、叱ってくれる人がいたことはとても幸福なことだと思う。
この仕事で大事なのは、人を、よく観察すること。
叱ってくれた人は、どんな風に仕事をしているか?
一緒に仕事する人は、何をされると嫌がるのか?
どんな風に動けば、認めてもらえるのか?
そして、今を生きている人(将来お客様になるかもしれない人)は、何を大事にしているのか?
全てが無駄に見えることも、本当は、全てが繋がる。
今を見ること、見続けること、目をそらさないことがとても重要だ。

・黒子になろう
まず、何のための仕事なのか、それを認識することが大事。
誰しも所属する何処かにとって大きな成果を上げる必要があるとすれば、
自分が関わる全ての人に、その成果を還元できるように自分が動く必要がある。
ディレクターという仕事は実はとても地味で地道な努力を、し続ける必要がある。
実はここが一番大事なのに、ここを軽視する人が意外に多い。
インターネットという空間は、実は人が作っている。
人と人とのコミュニケーションは、適当な態度で伝わるわけは、ない。
どんなに努力していても、独りよがりでは伝わらない。
人を大事にしない人は、人に泣くことになる。
自分がどう動けば、他の人同士をスムーズにつなげることができるか?
それを考えるのが大事だと思う。

・幸せな瞬間は、忘れた頃にやってくる
労働の中で発生する多くの時間は、あまり面白くはない。
でも、面白くない時間の積み重ねをどれだけ真面目にできるかが、大事なんだと思う。
働いている日々の中での達成感はほんの一瞬かもしれない、
でも、ほんの一瞬は、必ず、やってくる。
その一瞬を味わうと、多分、やみつきになる。


ディレクターという仕事は、本当に自分を成長させてくれました。
本気で泣いて怒って笑って、そんな仕事に就くことができたことと、
まったく仕事ができない自分を暖かく見守ってくれた皆さんに心から感謝を申し上げ、
2016年を締めくくりたいと思います。

年が変わればなんとなくフレッシュな気分になりますが、
これまで自分が歩いてきた道は決して一人では歩けなかった道で、
縁した人のおかげだということを忘れずに、
自分が本当にやりたいと思っている目標に少しでも近づくことができるよう
これからも地道に歩んでいきたいと思います。 





デジタルよりはアナログなんだろう

京都は四条の辺りの繁華街に電気屋がないんですよ。本当あれどうにかしたほうがいい。
で、くさくさしながらわざわざ京都の駅間のヨドバシ?ビックカメラで所用を済ませて、なんの気もなしにふらふらとカメラのところに来たら、売ってたんです、面白ブツ。

ILFORDのインスタントカメラ。
カメラが好きな人は割と食いついてくれる系。

まだ現像してないですが、カラーにもできるそうで
折角だからモノクロとカラー2種類で出してもらおうかな。

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巷では忘年会や年忘れのイベントが様々行われている中、ネットでも
2015年を振り返る特集がいろいろと組まれています。

http://welcome-to-gettyimages.jp/yif2015/

http://jp.yearinreview.fb.com/2015/

そこで自分にとってはどんな年だったのか?を撮影した写真で振り返ろうと思います。

自分にとっては2001年の衝撃を再度味わってしまった年でした。
あのような惨劇はもう自分の人生ではないだろうと思っていたのに。
来年で15年が経ちますが、改めて「連帯」という言葉の真意について沈思黙考する1年となりました。

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襲撃翌日にCDG空港からパリに入り、緊迫したサンジェルマンを歩き回り、
今思うと危ない橋渡ったな、と思いますが、無鉄砲なのは昔から変わらないし、あの国にいると
全て C’est la vie, ça marche bien peut-etre という気持ちになるから不思議です。
実際この日もGalette des rois のイベントをやっていて、自粛モードではなかったです。
(もちろん厳戒態勢ではありましたが)

その後もう一度あのような悲劇が起こるとは思いもしませんでしたが。。。

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あの日あの瞬間にあの街にいたという事は自分にとってはもう運命みたいなものだったんだろうし、沢山勇気をもらいました。
最後の日にMontparnasseから、アンドレス・グルスキーが撮影対象に選んだ集合住宅を見て、
改めてちゃんと写真のことも勉強してみたいなと思うようになりました。
写真だけではなくて、新しいメディアの台頭による社会や世界観の変容について勉強したいと思いました。
変容を起こそうとする側に立っていると起こされた側の感覚を忘れてしまいがちなので、
改めてその部分をどのように考えるべきかということを自覚するようになりました。



#Janvier #Paris  #C'est le destin de l’être humain

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