あいたむblog

ワインと音楽とアートと写真が好きなあいたむの日常。 たまたま見つけた誰かのために残しておくメモ。

カテゴリ: 2017



それは少し昔あるところに、12歳と14歳のフランス人とアメリカ人が、ネトゲで知り合って友好関係を築いた。



その名は
Porter Robinson と
Madeonと言った。



いつしか2人ともメジャーシーンで活躍するようになり、共通点である音楽を通して、一つのストーリーを作る試みを始めた。



彼らのルーツは紛れもなくDaftpunkやunderworld、Justiceなどの電子音楽だ。

One more timeリリース時彼らは6歳とか8歳とかだし、2000年代屈指のキラーチューンが今を作ってるというのが心震えるし、なんかもう色々と込み上げるものがある。


が、それと同時にニンテンドーやセガ、スクエア、エニックスなどゲームの世界観、アニメやマンガというカルチャーからも多分に影響を受けている訳で、何かを生み出すことによる影響がボーダーレスになって久しいことを思い知る。


そんな彼らが来日し、1日限りのShelterライブを開催した。
同じ目線でプレイした、という最高のシチュエーションを、今この東京で、視認できて、嬉しい。
ソロライブもDJセットも聴いたことがあるけれど、こんな互いの厚みを持たせる良いライブセットは初めてだった。



多分これから2人が何かクリエイティブをするとは思えないし、逆にずるずるやるのは商業的過ぎるし、今だからできるコラボを体験できるのがとても嬉しかった。



音楽はただの円盤を売るためのビジネスから、価値や物語を共体験するコトに変わりつつある。それは一つのカルチャーであること、音楽を飛び越えて様々な分野に飛び火することを、改めて、強く感じている。



みんな大好きKUSMI TEAが、日本での展開を開始するらしい




フランス発のプレミアムティー「クスミ ティ」が本格上陸、ロブションなどで販売 http://www.fashionsnap.com/news/2017-02-05/kusmi-tea/




KUSMI TEAといえば意識高い系女子御用達のフレーバーティー。
元々フランスではかなり前から所謂紅茶に香りや風味づけをしたものが流行っていて、ジャスミンティーや緑茶、ハーブティーにフレーバーを付けて心地よい香りと共にお茶を楽しむというコンセプトで販売しています。

日本ではごく一部のセレクトショップでしか売ってないので、ヨーロッパに行くタイミングで買い貯めてるのですが、国内で手に入るならこの苦労もしなくて済むので少し嬉しい。

個人的なお気に入りは、BBデトックス…
BB(ブリジットバルドー)みたいなプロポーションになりたい!
そしてアールグレイ。
ベルガモットが香る癒しの紅茶。

紅茶良いよね紅茶。




私が尊敬していた人は、『ミッション』という言葉をよく使っていた。

そんなことを考えていたら、本棚から呼ばれるように、目にした本がこちらです。




「働く理由。僕たちはなぜ働くのか。」

働く理由、それはつまり、自分の人生の中で何を残したいのか?
の優先順位を自分で定義づけることかなと思っています。

もし就活をしている学生の方がいたら、ぜひ目を通してほしい一冊だなと思いました。
企業を選ぶうえで、一番大切なのは、
給与や福利厚生、知名度や安定度、将来性…などもそうなんですが、
そんなことより重要なのは、
企業のトップが何を考え、企業としてどんな未来を築こうとしているか?
企業価値の本質が何か?その考えに賛同できるか?ということでしょうか。
 
そのことを学生時代に気づいていたら、また別の人生だっただろうけど、
自分はそのことを20代で気づけて良かったと心から思います。

2010年に、
「あなたが働くうえでチャレンジしたいことは何ですか?」
と聞かれたことがありました。
当時はとにかく世の中にイノベーションを起こすんだ、
という漠然ながらもビッグな夢を追い求めていたので、
「人をHAPPYにするサービス」を作るということが目標でした。

サービスは、みんなが使って流行ればゴールで終わりじゃないから、
実際はずっと走り続けないといけないし、リレーのようにバトンを回し続けないといけないです。

それでも、何もないところから始めて、
「高級レストランの前で売れないホットドックの屋台を広げてるようだ」と揶揄されても、
「みんなが諦めてしまうようなことだって、この仲間と一緒ならできる気がする」
そんな風に思えたのも事実で、
最後は諦めない人が何かを得られるんだという体験をしました。
これは自分の中では給料以上に大事なことで、今も仕事をする上でのやりがいだなと感じます。

岩田さんがおっしゃる「火花の一瞬」。
人の気持ちを揺れ動かすのは、いつだって人の全力なんだ、
それは別にスポーツや芸術だけじゃなく、普遍的な労働の中にも見ることができると感じます。

「ミッション」…任務や使命、という意味がありますが、
自分の中では「挑戦」と捉えています。

これまでの人生を振り返り、自分が働くまであと何年残されているんだろう?
ということを考えるようになったとき、
何のために生きているか?も含めた自分への問いは、
非常に重要なものだと考えています。
「これが面白い!」「これで絶対に何かが変わる、変えてみせる!」
という思いが強い人は、たとえ成功しても失敗しても、それに気づいている分、
生きてて楽しいはずです。

川は流れた、流れ続けた。
とうまくいかないのも人生。
逆流に逆らわなければならない時も、途中で濁ることもある。
それでも河口を目指したいと思います。

よくある、論調…
若い世代は「金が無い」
だから
「服を買わない」
「海外行かない」
「車買わない」
「音楽にお金かけない」
という、聞き飽きた話。

本当にそーかなー。
と思うことがあります。

アパレルが瀕死の状態なのは若者がファストファッションばかり買うからとかフリマアプリで古着の売買が定着したからとか聞きますが、それだけが理由だとは思いません。


確かにもしかしたら
バブル世代みたいに羽振り良くない時代だし、
コギャル世代みたいにブランド武装しなくても良い時代。
雑誌やテレビなどのメディアによる一方的な発信が通用しない世代は、
もっと狭いコミュニティ上での流行を重視しています。

原宿には今日も若者が溢れ、
竹下通りの混雑は阿鼻叫喚もの。
ガラクタしか売ってないような街だけど、ものすごく賑わっています。
別に何を買うわけでも無いのに、週末になると竹下通りを通るだけで1時間はかかります。
クレープ、とか、パンケーキ、とか、ロブスター、とか、餃子、には未だに行列していたり… 

若者がお金が無いのはいつの時代だってそうだけど、
今の子達は自分にとって本当に必要なものかどうかのジャッジが非常にシビア。

皆が持ってるから欲しい

テレビで流行ってると言ってたから行きたい

という価値観より、
自分にとってそれはお金を払うほど大事なものなのかどうか?
に重きを置いているように見えます。
それが例えば好きな海外アイドルのプロデュースするアパレルなら、オンラインストアから輸入して買うし
好きなアニメのガチャだったらお目当てがでるまで回すし
クラブイベントがしたかったら、高校生でも箱を借りて必死で告知したりしています。  

限られたお金の中で自分がどうしたら楽しめるかだけ考えてるように見えます。

消費するチャネルが増えたぶん、どこで何を買えば自分にとってメリットがあるかを冷静に判断しています。

逆に買わなくてもいいものはシェアリングエコノミー、という発想がこれから益々進化していきそう。

それは自分にとってはチープシック、パリジャンの生活に通じるところがあって、なんの違和感もなくて、寧ろ賢い生き方なのではないでしょうか。

その考えはとてもミニマルで良いと感じる一方、ただ良い製品を作るだけでは売れないから、心理戦に走ったり、人の恐怖や不安を煽ったり、インパクトや理由づけ、ストーリーセットをしないと見向きもされなくなるのかなぁ…と思うととても怖い。

良いものを作る人が良いマーケティングができる訳ではないから、お金を払う必要が無いとジャッジされたらその業界は廃れてしまうのかと…。

ナノ・ユニバースやローズバッド閉鎖の話を聞いて、色々考えてしまった夜でした。
TSI、「ナノ・ユニバース」10店前後を閉鎖 https://www.wwdjapan.com/card/369553/?taxonomy=8751



今年の目標。
フィルムで写真撮る。

自分が写真に興味を持ったのは、やはり祖父の影響が大きい。
自分の祖父はカメラが大好きだった。
亡くなって遺産整理でかなり早い段階でコレクションされたカメラは売却されてしまい、ショックが大きかった。
失意の中、たまたま開けた引き出しの中に
(絶対にそんなところにカメラがあるはずないのに)
見つけ出したOLYMPUS 35 RC。
不思議に思って、こっそり持ち出した。

そのカメラを手にしたまま、ずっと使っていなかったのだけど、
一昨年赤城耕一さんから、
「せっかくだからそのカメラで撮ってみなよ。」
と言われ、
去年MOTOKOさんから、
「あなたにはフィルムが合っているのかもしれない。」
と言われ。

奇しくも去年はプレビューによる恐怖を味わい続けていたので、
その場で確認できないことは、自分にとっては気楽に思えたのだった。

前に書いた恵比寿の大沢カメラでフィルムを買って、少し見てもらったら
電池で動く部分はもうだめらしく、絞りもF8以上は開かなくなってしまっているらしい。
そこで新宿のオリンパスサロンでこのカメラが実際に動くのか見てもらった。

シャッターは切れそうだったけれど、フィルムの入れ方もよくわからないので、
教えてもらおう、と思った。

45年前位のカメラを持って行って、動きますかね?
なんて、よく考えたらおかしい話だけれど、
オリンパスの社員の方はとても真面目に見てくださった。

マニュアル撮影ができるカメラなので、
多少いろいろいかれてしまっていてもなんとか撮影はできるようだった。
 
自分にとってはF8だと暗いな〜。。。って少しがっかりしたけど、
逆にシャッタースピードやISOでなんとか調整すれば、曇りや晴天なら撮れるような気がした。
そして色々覚えるいいチャンスになるだろうと考え直した。

実際にシャッターを押してみると、
もうそこにはいない祖父が、
カメラと一緒に側にいてくれるような、不思議な感覚に陥った。

自分が求めていたことは、こういうことなのかもしれないと思った。

2017年の目標は、
フィルムで写真を撮ること。
そして、今まで絵空事で終わらせていた「夢」に一歩でも近づくこと。
いつか、日本のいろんなところに住んでいる、たった一人で生活している、年老いた人々にとって、一瞬でもいいので、これがあって良かったねって思ってもらえるものを作りたい。
それはサービスでなくてもいい。
この5年ずっと同じことを考えていた。
それはなんとなく今のウェブサービスの主流の概念とは少し違うのかもしれないとも思う。
でもやってみたい。
できるかどうかは全く分からないけど
言葉にしていくことで、どこかの誰かが拾ってくれることを、何となく分かっているから。
そういう風に思えたのも、写真を撮るようになって、色々気づかせてくれたから。

これはやはり、祖父のおかげだと思う。
 

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