あいたむblog

ワインと音楽とアートと写真が好きなあいたむの日常。 たまたま見つけた誰かのために残しておくメモ。

カテゴリ: 2017



2002年の大統領選。
人々は皆シラクとジョスパンの大統領、首相決選投票と思ってた。
しかし二次選挙に残ったのは、ジャンマリールペンだった。
あの時の衝撃は忘れられない。
奇しくも2001年の9.11テロで世間は連帯を強く意識していたときだ。
至る所でデモが起きて、壁の落書きがあった。

フランスの恥

そんな言葉が至る所にあった

中道左派から中道右派に変わりゆく中で、移民の影響から難民の影響が加算され、今回のジャンヌマリールペンの当選はある意味既定路線だった。
しかしまさかフィヨン、メランションを抑え、39歳の若造であるマクロンが当選するとは思わず、エマニュエルトッドがどちらにも投票しないと発言するなど、困惑の極みであることが判明した。

パリは思ってたより落ち着いてた。
しかし至る所で、まさかルペンには入れないよね、と囁くような声が聞こえた。

それくらい、隣の人が何を考えてるのか、わからなくなっているような、気がした。

今回の選挙は、これからのフランスの在り方を問う選挙だ。
それはつまり、今後のヨーロッパの行方を意味する。
果たしてドゴールとアデナウアーが結んだ条約は、100年持たずに終わってしまうのか。
多様性を否定する社会が、自由の国を飲み込むのか。
これまで静かにヨーロッパのことを見ていた自分も、今回は分からない。
ただ、信頼を置くしかないと思う。



すごく好きな写真家の石川竜一さんの新作展示が、京都の銀閣寺近くの劇場で開催されているということで、行って来ました。

"この度、地点と赤々舎は、石川竜一写真展『草に沖に』を開催いたします。

共に京都に拠点を置く、劇団「地点」と出版社「赤々舎」の初めての共同プロデュースとなります。"


ということで、場所はもともと舞台をしている劇場。期間限定でギャラリーとなっています。




今回の作品は、草。
それも路上に自生している雑草です。

本当に面白すぎる観点ですが、劇場内のファンタジックな雰囲気とフレームに飾られた比較的小さめなプリントは一見お洒落な感じでした。
しかしそれを取り囲む、大きく引き伸ばされた人々のポートレートは、どぎつい個性で、圧がすごいです。
私はこの人の作品と対峙すると、睨めっこのように、こちらが降参するまで目を逸らさずに見続けてしまいます。
人々の瞳にものすごいエネルギーを感じるのです。

果たして草は…。

一見すると路傍の花のような雑然とした草。
しかしよく見ると、やはり石川さんらしい、不思議な生きる力に満ちた草。
権力や名声とは真逆の場所にある、道端の草の写真。
素敵な木のフレームに収まり、お洒落に陳列されているが、何処かから飛んで来て生かされている、草。

それはとても面白くて、何処に行くにもカメラが無いと落ち着かないと前に語った石川さんらしくて、いくら見てても飽きないです。

京都に行く機会がある方には本当にオススメしたいです。KYOTOGRAPHIE関係ないけど。


地点×赤々舎 石川竜一写真展
『草に沖に』
 
会期: 2017年3月25日(土)〜4月25日(火)
13:00-20:00 会期中無休 
*3/25土は18:00よりOPEN
入場無料
 
会場: アンダースロー 京都市左京区北白川久保田町21地下 

■京都市営バス17・203系統、5・204系統「銀閣寺道」下車→徒歩約1分
*JR京都駅からはバスターミナルA2のりばより17系統へのご乗車が便利です 

■京阪「出町柳駅」出入口7番下車→徒歩約25分
■出町柳駅よりタクシー利用の場合→所要約5分、800円程度




毎年サポートスタッフで参加している、KYOTOGRAPHIEが今年も始まりました。




今回のテーマは『LOVE』

『愛』と呼ぶ感覚や概念は、個々のバックグラウンドによりそれぞれ異なります。

愛に対するイメージは一人一人異なる。
どんな形であれ、欲望であれ、誰しも何かに愛を感じている。
定性的な感情を作品として残し、他者の愛を写真と古都の空間の中で読み取るという行為はとても素敵だと思います。


個人的に気になっているのは、二条城で開催しているアーノルド・ニューマンの『マスタークラス』と、建仁寺 両足院を会場にした荒木経惟の『机上の愛』です。
特に両足院は昨年のアルノ・ラファエル・ミンキネンの作品のインパクトが熾烈だったので、今回はどんな展示になっているのか楽しみです。


また、ギャラリー素形を会場にしているジャダ・リパの『The Yokohama Project 1867-2016』も、中々に興味深く、是非見ていただきたい…と思います。

この会場は入場無料です。

ということで是非来てください!

今年は5/14まで開催しています。

『愛』については長年自分にとって因縁めいた呪縛であり、肯定的な印象を持てませんでした。
そんな人間が作品を作るという行為に挑戦した時に行き着いたのは、祖父のカメラ愛と彼の思想への理解という私なりの愛情でした。

圧倒的な作品群に多くを学び、半ば思考停止中の作品制作を、非常に悩みながらもじりじりと密度を濃くしていくために、本格的に再始動させなければ…と考えています。


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明日はホワイトデーですね!
毎年何を買おう…と悩む方もいるのでは。

一応ホワイトデーの定番として「飴」をチョイスする方も多いようですが、
女性の意見はこうのようです→お返しツイートに#あるある…みんなのホワイトデーが気になる

ということで、毎年お返ししている方へのホワイトデーのオススメを1つあげるとしたら、
日常的に使える消えモノが良いと思います。
ハンドクリームとかは春先までの乾燥対策にもなるしあれば使うのでうれしい。
特に、最近女性に非常に人気のあるのが「THREE」というコスメブランドの
期間限定のハンドクリームがおすすめです。
http://www.threecosmetics.com/fs/three/spe-0902002  
公式オンラインショップではすでに完売で、店舗分のみ。
桜のパッケージがかわいいんです。
ここのショップは人気で人だかりが絶えない分、希少価値も高いです。
新宿伊勢丹ではまだ在庫があるようでした。

#自分は自分に買いました。w



仰々しいタイトルに敢えてしてみたくなるくらいアッサリと、今年のベストが決まりそうな勢い。

カッサンドル展



『キュビスムやバウハウスから影響を受け、1920年代に制作した幾何学的でダイナミックなポスターは、時代の先駆的な表現として、グラフィックデザイン界に「革命」とも言うべき大きなインパクトをもたらしました。カッサンドルのポスターに共通する壮観な構図とスピード感は、機械と大量消費の時代をまさに体現していたのです。』

今回展示されていた作品の中でも一番心を打ったのは、《ラントランジジャン》1925年という作品。
放射線が他人の耳を介して中心の人の耳の中に繋がる、とても目を引く作品だ。

新規創刊する夕刊の広告だが、人々の声を繋げて耳に届けるということを図形化している。

シンプルかつ明確なメッセージをいかに図形化するか?という試みは、スマホの小さなスクリーンにおいても常に試行錯誤を繰り返していて、終わりのない回答を求めて彷徨っている。

彼の言葉で、
どこまで突き詰めて研究したのか。理論のない作品に説得性はない。
という趣旨のことが書いてあった。

表現としていかに確立させるか、新しい概念を生み出すか、ということの研究の積み重ねの結果に無駄を削ぎ落としたミニマリズムが存在することを改めて、90年前のポスターから読み取った。

特に同じパターンのポスターの連続性が生み出す立体感や主張が人の視線にどう影響するか?は、本当に課題だと思うし、もっと学ばなければならない。

ただなんとなく、みんながトレンドだと言ってるから、ではなく、理由を突き詰めて考えたい。

とても学びの多い展示だったので、本当に心からオススメします。

カッサンドル・ポスター展 グラフィズムの革命
2017.2.11 [土・祝] - 3.26 [日]

休館日 月曜日 (3月20日は開館)
開館時間 10:00 ~ 17:30 (入場は17:00まで)

観覧料
一般1000円 (800円)、大高生800円 (640円)
※( ) 内は団体20名以上の料金。
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方 (付き添いの方1名を含む) は無料です。

主催 埼玉県立近代美術館

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