先日表参道ヒルズで開催中の蜷川実花のFASHION EXCLUSIVE展に行きました。


ファッションをテーマにした個展で、「ニナミカワールド」の波が襲ってくるような、圧倒的な色彩のノイズで覆われるような感覚になりました。
眩しさに慣れてくるように、色になじんで来た頃、漸く1つ1つの作品が作品として浮き上がり認識できるようになるという体験がとても新鮮でした。


大きく引き伸ばされた写真が折り曲げた壁全面に貼られていて、屏風のようでした。
天井からも吊り広告のように作品が垂れ下がっていて、中に入ると色の洪水に圧倒されます。
また、「服の世界観をモデルがどう表現するか」
というファッションの表現を最大限に引き出す作品にするために、人物の使い方、目線や仕草に加えて背景セットやライティングや風の演出など細かい調整をものすごくしているということを改めて感じ、とても参考になりました。

「蜷川実花」という言葉は「鮮やかな色彩」「デコラティブな花や金魚のモチーフ」「トレンド性」というある種の共通認識があるように捉える方も多いと思います。
しかしながらその過剰な色彩もひとつの要素のひとつでしかなく、1つの作品のテーマをどう表現するか、という基本に忠実に撮影されている方なんだということを強く感じました。
 
5月8日まで開催されているのでもし東京に来られる場合はぜひおすすめします。
4/23(土)~5/8(日) 蜷川実花写真展「FASHION EXCLUSIVE」