あいたむblog

ワインと音楽とアートと写真が好きなあいたむの日常。 たまたま見つけた誰かのために残しておくメモ。

January 2016




鎌倉近代美術館 通称カマキン。
1月31日の展覧会終了とともに閉館が決まっています。
神奈川県立近代美術館鎌倉館(http://www.moma.pref.kanagawa.jp/public/HallTop.do?hl=k)は2016年2月1日(月曜)以降、収蔵品の移転作業等に伴い、関係者以外は建物内への立ち入りはできなくなります。今後は鎌倉別館と葉山館で行っていくそうです。

DSC_0231

神奈川県立近代美術館は日本で初めて建てられた公立の近代美術館です。
建築はコルビジュエに師事した坂倉準三。
日本語・英語・フランス語・ドイツ語での表記があるのが、今では少し珍しいかもしれません。



DSC_0236

2016年3月をもって鶴岡八幡宮の境内の定期借地権が切れるため、閉館の運びとなるそうですが、
建物自体はそのままにしておく方向で調整しているそうです。

12時ごろに行ったのですが、入るのに長蛇の列でした。

DSC_0241

老朽化が激しいということでしたが改装すればまだまだ全然大丈夫のような気がして、
鎌倉の自然が身近に感じられる美術空間がなくなってしまうのは残念だと思いました。
(実際は葉山に新しい美術館が建ったので企画展などはそちらで開催されるようです。)
自分が去年お世話になった大学の授業で、こちらの6代目の館長の話を伺った際に、
「関東に住んでる人、もし時間があったらなくなっちゃう前にいってごらん。」
と言われていたので、本当にギリギリでしたが来れてよかったです。

DSC_0255
 
館内は撮影ができないのですが、中庭のところにこのような張り紙が。
公共の美術館が拡散ツールに使うのはTwitterなんだなぁと思いました。
ミュージアムウィークのイベントも行ったり地道な活動が定着しているようです。

DSC_0268

館長のお話をみんなで伺いました。
実際には200人くらいがこちらにいました。
こちらの美術館は外と中の空間設計が非常に優れていて、
美術館のベストな空間は地下だけど外光が自然に入ってくる空間なので内外を散策したりととても居心地の良い空間になっていることをあげていました。
(これも野外です。寒かったです。笑)
もしつぎの施設が宗教施設として利用されるとしても、この気の流れのようなものがうまく取り込まれたら良いなと語っていました。


 DSC_0277

こちらのイサムノグチの彫刻<<こけし>>は、以前イサムノグチ展で展示されていたもので、
そのままここに所蔵されたそうです。
そもそも北大路魯山人がイサムノグチに鎌倉にある自分の工房の敷地内に宿を貸してくれたことがあったらしく、縁があったのですね。



明日で展覧会が終了なのでお時間がある方がいたらぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
 


2015120702

12月は忙しくてあまり写真を撮る機会がありませんでした。


thumb_DSC_0143_1024
 
KITTEの屋上から撮影した東京駅
年末は色々な展覧会の終了時期なので、駆け込みで幾つか見に行きました。

2015-12-06-16-25-13

三菱一号館で開催しているプラド美術館展は、大作というよりは小品が多く出展されており
あらゆるジャンルやテーマの作品を堪能できる展示がされていました。
15世紀から19世紀のスペイン美術史を短時間で廻れるようで、19世紀に台頭したスペイン美術への憧憬というもののエッセンスも感じることができました。
特にゴヤの《酔った石工 》と《傷を負った石工 》の対比がとても面白くて30分位見とれてしまいました。

#最近はこういう自撮りコーナーが色々な展覧会に用意されていて、去年とは大きく変わってるなぁと思いました。

2015-12-12-15-31-49

 
続いて、東京都美術館で開催されていたモネ展に行きました。
連日混んでいるとのお話を聞いていたので覚悟していきましたが、入場するのに1時間かかりました。
(ディズニー並)
モネの作品だけでなく、彼がコレクションしていた画家たちの作品も随所に散りばめられてありました。
東京都美術館の展示スペースは空間が3つのフロアに分かれていて、部屋ごとに気持ちを切り替えられる(=思考が分断される)ところが長所であり短所でもあります。
今回は彼の時系列順に、ということではなく、肖像画や彼のコレクション、睡蓮の連作などテーマごとに作品を展示していました。 
《ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅》という作品が個人的に思い入れがあってそれを見に行ったのですが、そこに繋がるまでのストーリーや、睡蓮の連作の空間はそのままその空気に入り込んでしまうような
オランジュリーの展示にも似ていて、とても自然に作品を鑑賞することができました。

2015-12-13-16-28-22
 
そしてパナソニックの汐留ミュージアムで開催されていたゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展へ。
たまたまお世話になっている方からチケットをいただいて行きました。
印象主義から総合主義、ナビ派、象徴主義へと技法を変化させていく過程においてブルターニュのポンタヴァンやカンペールという独自の地域が持つ個性や価値観はどのように作家に影響を与えたのだろうか・・と言うことを考えるきっかけになりました。
ブルターニュはもともとケルトの文化が基盤としてあり、民話や伝統的な精霊信仰のようなものがあったので、作品の中にもそれらを題材にするようなものが幾つか見受けられました。

絵を描いた人…プロダクトを作った人がどのような出自で、何に影響されて、何を表現したかったのかという事を、今年は今まで以上に深く探った1年でした。
それは注意力が散漫な自分にとってはとてもつらい修行のようにも感じましたが、深く潜る作業をする過程で、当たり前ですが何事も一枚岩ではない一方で、どこかが共通基盤として通じるものがあるという事に気づけました。

2016年はそこから更に掘り方の精度をあげて、金脈を見つけられるようにしていきたいなと思っています。

PB088273

11月は色々な匠の技術を見に行く機会がありました。
まずは会社のサークル「大人の社会科見学部」で実施した食品サンプル制作体験。

PB087994

衣です。
揚げているのではなく、ロウをお湯に入れているだけですが、
まるでフライヤーのようです。

PB087996
 
エビを入れて…

PB087997
 
衣をひっくり返していくとてんぷらが出来上がります。

PB088109
 
iPhone6と同じ大きさのエビ天。

PB088262
 

今のサンプルは樹脂で出来ています。

PB088261
 
よく見かけるサンプルが買えるということで、外国人にも人気らしいです。

元祖食品サンプル屋さん、どうもありがとうございました。 

PB238374

そして後半は、日本ワイン好き仲間と、日帰り10ワイナリー+1酒屋+1寺巡りをしました。
飲んだワインは53種類(私は25種類くらい)もはや変態の域。 

当日の足取り。
山梨市駅→新田商店→新巻葡萄酒→北野呂醸造→アルプスワイン→原茂ワイナリーでランチ→大善寺→勝沼醸造→イケダワイン→くらむぼん→ダイヤモンド酒造→マルサンワイナリー→ミル・プランタンでディナー→帰宅
日帰りではここまで出来ないでしょう。車を出してくれた山梨の友達に感謝です。

PB238297

まずは日本ワインといえばの新田さんの経営するお店、新田商店さんへ。
新田さんにいろいろお話を伺う。
至る所に垂涎もののワインが・・・
しかし新酒はもう早々とソールドアウトだったらしい。

PB238303

続いて新巻葡萄酒さんへ。(Facebook
普通に不動産屋さんのようですがれっきとしたワイナリーです。

PB238308

ワインもさることながら、試飲用のワイングラスがかわいい!!と盛り上がる。
笛吹市のワイナリーで以前作ったものらしい。
甲州とデラウェアとマスカットベーリーAをつくっているそう。
試飲の量が普通に多めで大盤振る舞い、ありがとうございます。


PB238314

次は北野呂醸造(http://www.wine.or.jp/kitanoro/)さん。
都内ではほとんど見かけることができません。

PB238321

ちょうど圧搾の液だしをされていた模様

PB238326

甲州、サンセミヨン、シャルドネ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンなどを試飲。
シャルドネ美味しかったです。

PB238323

手書きの値札が素敵。干支の湯呑みも素敵。

PB238329

 ネクスト!アルプスワイン(http://wine.jp/alps/
おしゃれな洋館風。
(ここはワイナリーです、レストランではありませんという注意書きがあってうけるなど)
PB238339

 天井たかーい、新酒を幾つかいただく。

PB238354
 
その後原茂ワイナリーでランチを食べて、大善寺へ。
こちらはぶどう寺としても有名なのです。
そして。。。。
PB238365
 
お寺でもワインが飲めるのです。
(そこまでするか

PB238372

岩崎地区までやってきました。
ワイナリーストリートです。
勝沼醸造さんへ。(http://www.katsunuma-winery.com/
1年ぶり3度目。。。

PB238381
 
いつものラインナップをいただきます。
ここにももう新酒なし。はやいよう。。。
PB238382
 
お次はイケダワイナリー。(http://www.katsunuma.ne.jp/~ikedawinery/index.html

PB238387
 
看板犬のシェリーちゃんはお昼寝中。
ここの樽熟甲州ほんとおいしいから買いたい。

PB238393

次です、くらむぼんワインさん。(http://www.kurambon.com/index.html
去年は入れなかったので今年は!

PB238396

たくさんの種類を生産されているんですね!ちょっとびっくり。
全部は飲めなかった。 

PB238399

ソルルケトがすっきり辛口で好きなのですが、ソルオリエントがとても美味しかった。
買いたい。

PB238403
 
猛犬に注意、がユーモラスな、ダイヤモンド酒造さん。(http://www.jade.dti.ne.jp/~chanter/)

親子でワインを生産されています。
PB238409

雨宮さんにご紹介いただきました。お忙しいのにありがとうございます。
あまりちゃん、美味しかったです。
PB238405
 
意匠がワインによってかなり違うテイストになっているのが結構気になっている。
ますかっとべーりーAは好きな方はマニアックにファンがいる模様。
わたしはこちらのシャルドネが本当に美味しくて大好きです。

日も暮れてきたのですが、最後にどうせだからあそこによってこう!と連れて行ってもらった
マルサンワイナリー。(http://wakao-marusan.com/
正直飲み疲れて正常な判断ができてないのですが、とてもさっぱりとしたお兄様でかっこよかった。
そして甲州の白、きりっと辛口で美味しかった。


PB238380

山梨市までは新宿から90分くらいで着くので、思い立ったらすぐ行けるのも楽しいところです。
私たちは修行並みに朝から晩まで飲んでましたが、普通に何箇所か巡るだけでも楽しいですよ。
 

PA067239

10月の旅行では欲張ってユーロスターで憧れのシャンパーニュ地方を巡りました。
ロンドンが落ち着いて紳士の国であったので完全に油断してましたが、フランスは修羅の国でした。
はい、分かっていましたが。。。
でも行きたい場所がある。

PA067227

Avizeという、シャルドネの産地があるのですが、そこに鎮座する泡好きにとっての聖地
ジャック・セロスのホテルに宿泊しました。
全てがセンス良くてでもアットホームですごく素敵でした!!

PA067202

お腹がペコちゃんな私たちに即興で作ってくれた魚料理と、Jacques Selosse V.O。
もしかしたらこれからも飲む機会があるかもしれないけど私にとっては世界で一番染み入るシャンパンになった。それくらい忘れられない味。

PA067307

そしてMareuil-sur-Ay に移動して、もう一つ見学予定していたBillecart Salmonへ。 

PA067333

ピノノワールの葡萄畑をみせてもらう。
ちょうど収穫が終わったばかりの畑はまだ葉っぱも青々としていた。

PA067332


他の参加者はアメリカ人(3週間くらいフランスに滞在しているというリッチな人々)とオーストラリアからハネムーン代わりに来たカップル、ということで説明英語でした。
半分以上何言ってるか分からなかったけどワイン用語はなんとなく分かった。

PA067337

醸造している発酵タンク。
今までに何度かワイナリーの訪問をさせてもらっているけど、此処まで内部に入れてもらったのは初めて。
日本だと畑や稼働してない部分までしか見たことがなかったので、すごい大胆だなぁと思いました。
(写真は撮れなかったのですがピノノワールは木樽熟成しています。新樽と古樽比率はちょっとよくわからなかった)
アッサンブラージュ(幾つかのヴィンテージの葡萄を組み合わせて味を調合していく)の部屋にも連れて行ってもらい、たまたまアッサンブラージュの人がいたので紹介してもらう。(結構かなりレア!)

その後、瓶内二次発酵しているカーヴの中へ…
暗い地下には、インディ・ジョーンズもびっくりな財宝…といっても過言ではない夥しい量の瓶が。
聞いたところによると、エペルネやランスの市街地にはこのような瓶が眠る地下通路が沢山あるのだそう。

PA067342

 そしてテイスティング。
今回はロゼとブランドブラン、キュヴェ・フランソワ・ビルカール・ブリュットの1999年ヴィンテージをいただく。
ロゼはハーフボトルだとかなり早いタイミングで色劣化してしまうらしい。
こちらのロゼの色は綺麗なサーモンピンクでロゼの中でもかなり好きな一本なので本場で飲めてよかった。
またブランドブランはシャルドネの爽やかな味を楽しむことができた。
ヴィンテージはかなり骨格がしっかりしていてさすがの風格。

PA077351

その後エペルネに足を伸ばし、シャンパンメゾン巡り。
まずは泣く子も黙るLVMH、モエエシャンドン。
デカかった。

PA077385

ドン・ペリニョン修道士。
シャンパーニュ製法に多大な貢献をした方。
ルイ14世と同じ年に生まれ、同じ年に没した運命の方でもあります。
PA077382
 
そして自分がNMではいちばん好きな Pol Roger......
ラベンダーが咲き乱れていて本当に素敵だった。
次に来るときは絶対に!訪問します。

PA077442

翌日はエペルネからパリに戻ってその足でVersaillesへ。
我が家ではいま「ベルサイユのばら」ブームで行きたい場所の一つでした。
いままでに何回きたっけな…多分5回以上来ているな。
しかし久しぶりに来たベルサイユ城は新たな感動と発見がありました!

PA077448

「今日はベルサイユは大変な人ですこと!」
微信の公式アカウントはこちらだよ!みたいな看板があって、微信恐るべし、となった。
中はプロジェクターを多用したヴェルサイユの歴史などのVTRとかがあって、立体的なジオラマなどすごくわかりやすくなっていた。これがびっくり。


PA077467

 ここのパイプオルガンを見るとどうしてもデスノートを思い出してしまう。

PA077501

マリー・アントワネットの寝室。
何百年も経ってるけどバラの花びらが天井から舞ってきそうな…。
PA077508
 
あの噴水で、オスカルは泣いたのだろうか…ロザリーが…アントワネットが…
なんて想像していたらすごく鳥肌がぞわぞわしました。

PA087578
 
今回泊まったホテルはサンジェルマン教会のすぐ裏手にある小さなホテル。
窓を開けると通り沿いではなく館沿いになっているのでちょっとホッとしました。
治安もよく近所に深夜までやってるスーパーもあるので便利です。
http://hoteldes2continents.com/index.php 

PA047141

10月は人生初のロンドンに行っておりました。

PA016676

ロンドン上空。
ヒースロー空港は19の頃初めてパリに行ったときの帰りの飛行機が今は珍しいロンドン乗り継ぎ便で利用した以来。

PA016696
 
入国審査に1時間も待つと思わなかった。

PA026741

憧れのCourtauld Galleryにて。
1月にエデュアール・マネの作品を研究していたのですが、同じ題材の作品と最晩年の作品がロンドンのコートールドギャラリーにあるということが気になっていました。
ちょうどドガの<<窓辺の女>>という作品の解説を学生が行っていました。
説明の仕方などまだまだひよこさん、という風情でしたが自分の中ですごく学ぶものが多かったです。

PA026758
 
世界で一番有名な横断歩道。

PA036801

UKロックファンならどこだか分かるかもしれない通り、朝6時に向かったから無人

PA036854

OASIS,ね。

PA036892

夏目漱石が好きなので、倫敦塔は外せない。

PA036920

作品の中にも登場した鎧。
不可思議な言葉をつぶやく若い女と子供、そして烏の姿は見えなかったけれど

PA036957

ビーフィーターさんがいた!
俄然ジンを飲みたくなる。単純。

PA036958


青空の下のロンドン塔も素敵だけど、自分の頭の中にあった想像上の倫敦塔は上の鬱屈とした曇り空のそれでした。やっと来ることができたと思うと感慨もひとしお。


PA037000

Royal Albert Hallにも立ち寄る。
デヴィッド・ギルモアの公演日だったそうで、当日券を求める方が結構いた。

PA036988

チケットがなくてもホールの外の部分までは入れるので、しばし徘徊。
これまで公演を行ったフェームたちの写真が飾られている。

PA047105

その後、憧れのハイドパークへ!
ほぼ横断できた。中の池みたいなところでは井の頭公園みたいにボートに乗ってる人たちが
沢山いたが、明らか失敗合コンみたいなつまらなそうな顔をした男女の若者がいてちょっと面白かった。
一方でデート感ある写真が撮れたので勝手に掲載する。

PA047104

この公園には野生のリスが沢山いる。
栗の木がちょうど実をつけていて、収穫しに来てたのかな。

PA047106

ロンドンの週末はいたるところでみんなが飲んでて、ご飯にありつけなそうだったので
フィッシュ&チップスを食べた。ここのお店おすすめです。持ち帰りでホテルで食べました。

PA047127

そしてこちらも必修科目の大英博物館。
世界で初めて設立された博物館兼研究所。

PA047129

世界の博物館たるもの、漫画も展覧会の一項目になっちゃうんだぜ!
て、まじ!?
と驚いてしまった、入場して一番はじめの部屋にあった「マンガなう」
聖おにいさんとかジョジョとかありましたよ。


今回はバイエルンミュンヘンからマンチェスターユナイテッドに移籍したバスティアン・シュバインシュタイガーの試合が見たい!というのが1番の目的でした。

結果は残念でしたが、初プレミアリーグ堪能しました!
もう怖いから二度とアウェー戦には行きたくない。 

↑このページのトップヘ