あいたむblog

ワインと音楽とアートと写真が好きなあいたむの日常。 たまたま見つけた誰かのために残しておくメモ。

April 2015

IMG_3121


livedoor Blogが2015年5月1日から「完全無料化」するそうです。
ということで、撮った写真を暇なときに公開してみることにしてみます。

ブログ始めて1年経ったけど私はあまり文章をかくのが得意ではないようで、
書きたいことは沢山あるけど書き残せないということが分かりました。
そして写真を撮ってもストレージを圧迫するだけであんまり良くないなと思うので
自分の中で何枚か選んで後は全部他の場所に移すか消すことにしました。
写真の腕は全くないのでカテゴリを「ぴよぴよPHOTO」にしました。


ということで第1回。
テーマは「2015年1月第2週のパリ」です。
唐突にパリに行く必要があって弾丸(3泊5日)で行ってたのですが、
まさかのテロの翌日に到着ということで、不穏な空気に包まれていた日々ではありました。

IMG_3133

着いた当日は荷物を置いてすぐにボザール(École des Beaux-Arts)に行きました。
向いにマネの生家の跡地があります。

テロの翌日だからか、まだ休暇中だったのか、閑散としていました。
誰もいないホールで、ぼんやりとこの場で議論された芸術について考えていました。
そして、
自由と平等と博愛
という概念が目の前でなぎ倒されようとしている時、人はどう行動するのか
を他人の言葉ではなく自分の目で見ることが出来たのはすごく貴重な体験をしたといまは思います。

 P1103688

パリといえばカフェ、カフェといえばフロール。
ということでショコラショーを飲みにいきました。

4年前に撮ったものの方がピントが合ってたような気がする…
いつもは華やかなこの場所もピリピリムードが漂う。
そんな緊張感が何となく感じられる気がします。
でもここは「言論」の場。
そこら中で沢山の「自由への道」を探す取り組みがされていました。


P1103711

パリのうに。
棘を全身に巡らせて、プロテクトする
そんな気分だったのかもしれないし、ただ単にウニが食べたかったんだと思います。
(多分後者)

P1103703

もしかしたら
この言葉を一番目にしたのはBeaubourg界隈かもしれない。
シャルリー・エブド社からそう遠くない、多種多様の文化や価値観を発信し続ける街の一つ。
至る所でこのスローガンを掲げるお店を見ました。

P1103717

「笑顔は続く」
これまで静かに進行していた僅かな歪みが、
まるでダリの時計のように「ぐにゃり」と角度を変えて曲がってしまった
そんな居心地の悪さを肌で感じていたのですが、この少女たちの笑顔で少し救われました。


P1123759

好きな写真家の1人のアンドレアス・グルスキーが、
非常に思い入れのある駅の上の集合住宅を被写体にしている作品を残しているのですが
私のカメラとレンズでは平行線を描くことは出来ませんでした。
東のバスティーユではまさにデモをしていて、皆ナショナルフラッグを持ってメトロや車で
そちらに向っていました。
こちらは西日が射していて、希望の光に見えました。
凱旋門よりエッフェルより、モンパルナスの夕景は輝いて見えます。

全般的にイレギュラーなことが続いた日々でしたが、少なくとも
「日常を日常として過ごす努力をする」人たちと話をすることが出来て
感じる部分がとても多かったです。

これからも定期的にこの国には行く気がしますが、
こんな不安定な気持ちで撮影することは少ないかなーとおもったので
いちおうここに置いておきます。
 




国立新美術館(http://www.nact.jp/)が好きです。



国立新美術館の英語名称はTHE NATIONAL ART CENTER, TOKYO

MUSEUMではありません。
収蔵品を収集する美術館ではなく、公募展や企画展のためのギャラリーなのでこういう呼称になりました。
国立新美術館は企画展だけでなく公募展も開催していて、公募展については無料で閲覧できることが多いので、ふらりと新進気鋭の作家の作品を見ることができるのも楽しいです。



黒川紀章氏の設計です。
機械の時代から生命の時代へをテーマにしています。
“都市”と共生を建築のテーマにしていた彼の曲線を描いているようなこの建物が好きです。
どこを撮ってもいい感じな気がします。




おすすめは、3Fのアートライブラリーです。
1946年以降に刊行された展覧会カタログや近現代美術を中心とする図書・雑誌を中心に専門書の閲覧ができます。



もう一つおすすめは、3Fの「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ 」です。 
展覧会にあわせたメニューを楽しむことができます。http://www.paulbocuse.jp/musee/menu.html

個人的にはディナーが好きです。
閑散とした広い美術館の空中で静かに食事を楽しめる感じ。
チケットを買わなくても入れます。

お時間がある時にぜひふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

2015-04-09-22-50-49
去年ワインを150本飲んだあいたむですこんばんは。

先日サイゼリヤでワインを4本飲んできまして、
サイゼリヤでワイン会するためのワインリスト 

というまとめをNAVERまとめでつくりました。

今回一緒にいってくれた方には申し訳なかったんですが、都内の店舗でもワインの多い少ないが結構あるようで、次回はちゃんと調べていこうと思います。
2015-04-09-21-52-39

個人的にはこの「ポンテ プロセッコブリュ」がすっきり爽やかな辛口で、
果実味もあって美味しかったです。これから暑くなってくるのでちょうど良いかも。

 
サイゼリヤって私のイメージでは『ミラノ風ドリア299円』なのですが
(10年前は本当に週1〜2で食べていた)
最近の流行はサイゼリヤでワイン会らしくて、マクドナルドに足りないのはアルコールの提供なのではないかとか思ったりしなかったりする今日この頃です。

個人的にサイゼリヤのワインは通常のものでも十分だとおもってます。
サイゼリヤのプレミアムワイン美味しいですよ。
あとワインとかいっても結局はファーストフードショップで飲んでいるということを前提にした方が良いかなと思いました。
飲みにいくことが前提のお店じゃないので、あまり早い時間から始めると空気が微妙です。
事実、飲みにいった時周りには高校生や大学生が多くて、何となく罪悪感が…w

個人的にはイタリアのソーヴィニヨンブランを飲んだこと無いので飲んでみたいです。    

PB033107

何人かには既に話していますが、昨年から「博物館学芸員資格」に挑戦していました。

仕事柄、分散する情報をいかに集約しアクセスしやすい状況を作るか、ということは、それ自体自分がここ10年位気になっていたことで、実現したいことでもありました。
今の会社に入ったのも、検索を基にした社会基盤の構築に参加したいと思っていたからです。
ただ、「性善説」気味な思考に偏りがちな自分はインターネット利用における闇の部分を軽視しがちで、よく指摘されていました。光と影、その「本質」の部分についても、確信を持てないと悩んでいました。
また、ツイッターで見かけたこの一文が、実はずっと気になっていました。

(もう4年も前のつぶやきを今でも覚えてるのがちょっと我ながらきもいw)
この方のおっしゃる「キュレーション」とは言うまでもなく作品を収集し、調査し、管理し、保存するという学芸員としての仕事を指します。その意味で、本当の意味での「キュレーション」という言葉が変化し、「選択」する行為が重視されているようです。

ネット上に存在するコンテンツは粒子のように夥しい数があり、「取捨選択」するには「検索結果」しかないので、新たな概念として検索結果のレーティングに人の手を加え再集約するという仕組みを作り、
「キュレーション」と名付けた人がいました。
 
勿論キュレーションの本来の意味を踏襲していてのことで、日本だけでなく海外でもその言葉は認知されています。
特にデバイスの変化によって人と情報との向き合い方が大幅に変わりつつあるなかで、共通認識としての情報の共有から、パーソナライズ化された情報のセンテンスを消費する時代にとっては収まりの良い概念だと思いますし、個人的には支持しています。
しかしながら、インターネット上の「情報」を「価値」として見いだす行為のその先にある「本質」とは何だろうということと、一方で、その「本質」は利用者から「必要」とされるかということについて、うまい回答を自分の中で見つけることはなかなかできません。
 
その時、改めて「キュレーション」と向き合おうと思うようになりました。
頭のいい人ならそんなことしなくてもわかるだろうし、他のアプローチも勿論あったかもしれない、けれど自分にはその考えが燦然と輝いていました。
でも、仕事をしながら勉強なんて出来るんだろうか…とずっと悩んで、毎年この時期になると考えて、2年程経った頃。
「子供が出来る前にやりたいことやった方が良いと思う」、という友達からの素敵なアドバイスを受けました。
確かに、自分も気づいたらいい年になっていて、これを最後のチャンスと通信教育で京都造形芸術大学の博物館学芸員資格課程に申し込むことにしました。

P3214226


正直言って、担当教員の方も言っていましたが、学芸員の勉強を1年でというのは鬼でした。
私もなめてました。
案の定きつかったです。


博物館学芸員資格を取得するには、9つの単元が必要でした。
博物館概論
博物館資料論
博物館経営論
博物館生涯学習概論
博物館情報・メディア論
博物館教育論
博物館資料保存論
博物館展示論
美術史概論
そして博物館実習。
どの科目も初めて知ることばかり。


1年間学んでみて、研究機関と社会還元を目的としている博物館という箱の中での思考プロセスと、インターネットという実際に場所を必要とせずにコンテンツを表示して収益を得る仕組みでは、価値観の方向性が根本的に異なりました。
当然ですがこれが学問であり研究の一つであるという考え方に慣れるまで時間がかかり、それ故に理解度も遅かったと思います。
一方で、研究機関側も長期にわたる財政悪化の改善のためにアウトソースによる合理化や収益目標重視の施策を行う(ことに対する反発もある)など、変化しつつある過渡期であるということを知りました。
また、アート×テクノロジーの融合が、断片的に起きていて、まだつながってはいないけれどこちらも試行錯誤を繰り返していて、非常に大きな課題もあるということも知りました。

私が知りえたこと自体、砂粒の1つの点のようなものでしたが、その小さな社会の中では矛盾を沢山はらみ、もがいているということを知りました。
私がいる世界も砂粒の1点ではありますが、インターネットを取り巻く世界は考え方がとても自由で、ある意味破天荒で、刺激的な場所で、本当に恵まれているということを改めて自覚しました。

一方で、ミュージアムとWebサイトは「作品(コンテンツ)としての資料を取り扱っている」という事実において似ているということに最後の最後に気づきました。
そして、第三者が作品(コンテンツ)としての資料を選ぶには選ぶ根拠を示し、作成者が伝えたい本質を掴み取る努力をし、後世に語り続けることが必要だということを身をもって知りました。

それは最後の最後まで苦戦していた美術史概論で「エドゥアール・マネ」の《草上の昼食》について解説レポートをしたときにようやくわかりました。 

詳細は省きますが、作品や作家を語る上ではその人だけでなく歴史的背景や宗教、世界観、文化などのバックグラウンドを読み解くことが非常に大事である

ということを教えていただきました。 

P3214181

今回の学びが自分の仕事に直結するかはわかりません。
しかしながら、物事の捉え方についてとても良い影響を与えていただきました。
また、社会に出て自分がいかに狭い世界で生きていたかを改めて自覚しました。
ログデータで小さな点になる人々は、本当に人それぞれの動き方をしていて、
行動パターンも考え方も人それぞれで、成功パターンを組むのは難しい
と思いました。

それでも、Webサービスと共存することで、人の生活に対して貢献し、人が生きた証を残していくことに挑戦していきたいです。

そして、最後に。
人はいつでもチャレンジできる、ということを示してくれた自分の師匠に出会えて良かったと思います。
そして彼の門下生として自分も自分のフィールドでちゃんと成果を出していきたいと思いました。
年明けにも思ったけど改めて。貪欲にいきます。

P3214180
 

↑このページのトップヘ