あいたむblog

ワインと音楽とアートと写真が好きなあいたむの日常。 たまたま見つけた誰かのために残しておくメモ。

November 2013

Facebookの10代ユーザーが減少していると言う話は、今年のはじめからまことしやかにささやかれていましたが、とうとうフェイスブックのデービッド・エバーズマン最高財務責任者(CFO)も認めたそうです。決算発表の電話会見で、「(同四半期は)特に10代の低年齢層で、1日当たりの(10代の)ユーザーが減少した」と語ったそうです。
逆にTumblrとかFoursquareとかを使ってるということなんですが、ほんとか…?
ということでAppannieでUSのランキングをぼんやり眺めていたところ、1位が「Bitstrips」というアプリでした。
海外ではかなり人気みたいで、このアプリの投稿をTLからブロックするにはみたいなブログエントリーもありました。
内容は自分のオリジナルのアバターを作れて背景とコメントを加えてFacebookにシェアできるというアプリなんですが、これがやばい。
パーツを細かくチューニングして、自分のアバターを作るのはよくある動作方法ですが...
まず、インストールしてみてください。
そして一緒に味わってほしい。

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顔ヤバイ。
いきなり濃い目の東洋人風な顔。
輪郭から髪型、髪の毛の色、目の大きさや唇の厚さなど、
どんなに可愛くしようとがんばっても、

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これが限界。
この時点でかなり心が折れています

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洋服も、某LINE PLAYみたいな細かいイラストを期待してはだめ。

全体的に大味。
無駄にコスチュームも用意されてるんですがナースと軍服とかしかない。

もういいから、と思って
FINISHをタップ。

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何なんこの決めポーズ。
無意味にドヤ顔してる。

このアプリが面白いのはここからです。
自分が作ったアプリに背景を選択すると勝手に動作を加えて顔の表情かえられて
コメントをつけ、1コマ漫画をつくることができます。

もし友達がいたら友達のアバターを勝手に召還してボケてみたいなコマを作ることも出来ます。
「嬉しい」とかの感情と「お出かけ」などのステータスからかなりの数のイラスト(と動作)を選べルノですが、色々と容赦ないので、結局どこにも公開できそうなものが作れませんでした。w
勝手にターミネーターの名台詞とあいたむの名前をもじって「Airi'll be back」と書かれた時点でゲシュタルト崩壊しました。だれがうまいこといえと。。。


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比較的平和なイラストがこちら。これも何気に結構シュールだ。
スヌーピー、人生ってなんだっけ…
僕の大好きなアバターの未来はあるのかな…


こんな顔本アプリが1位になるからヒップでクールな10代はアナーキーなTumblrに逃げるのですね。(ほんとか?)


スマホ・ガジェットカテゴリにして初めて該当する内容のことを書いたよ!



このぶどうはカベルネソーヴィニヨン。赤ワインに使われる品種です。
収穫終わりのぶどう畑は葉が赤く色づいていて、風情がありました。
ずっと来てみたかった五一わいんのぶどう畑を見学してきました。

出会いは4年前の渋谷のセブンイレブン。
その時は確か夜中で、家で一杯飲みたいなぁと思い氷結でも買おうと思ったのでした。
たまたま氷結の近くにグラスに入った白ワインのカップのお酒が売っていて、
面白いじゃんと思い買いました。

これが結構美味しかったんです。
それから見つける度に買っていたんですが、最近あまり見かけなくて、
また飲みたいなぁと思った矢先に長野にいくことになったので
五一わいんのワイナリーに寄ってきました。

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直営店ではいくつかの商品の試飲ができました。
白の辛口が好きなので、シャルドネとソーヴィニヨンブランを試飲させてもらいました。
シャルドネは樽とナッツのような香り、すっきりとしたうまみの広がる味。
ソーヴィニヨンブランは逆にあっさりしていてお刺身と合いそうな味。
どちらもカップで飲んだ味とは違う...
正座して飲まないともったいない感じ。

最終的にシャルドネの本店限定で販売しているプライベートリザーブと塩尻セイベル9110を買いました。
塩尻セイベルは今年の国産ワインコンクールで奨励賞になっていたようです。
さわやかな甘味が感じられるワインでした。

それからぶどう畑の見学は自由にしていいということだったので散歩がてら見に行きました。
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シャルドネ、ピノノワール、メルロー、カベルネソーヴィニヨンなどの品種が一堂に会した7ヘクタールのぶどう畑は圧巻でした。
日本のぶどう畑は中央葡萄酒の畑を見た以来なので2回目ですが、秋の畑は収穫後で祭りの後のような雰囲気があって良いなと思いました。

五一わいんは値段がリーズナブルで買いやすいし、しっかり作っている印象があって好きです。
今年の新酒があったり、一升瓶のワインも作っていたりして、色々面白い。

国産ワインは甲州が有名ですが、長野もワイナリーが沢山あったり
東北の方でも美味しいワインを作っていたりして、最近結構よく飲んでいます。

今気になっているのは那須ワインのメルローと秩父ワインのシュールリー。
飲んでみたいな。
生産量が少ないのでなかなか手に入らないことも多いですが、デパートで催事をしている時もたまにあるようなので、機会があったらぜひ飲んでみたいです。

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産地偽装、という問題は忘れた頃にぶり返す。
週末話題になったシャンパン・スパークリングワイン問題も広義で言えばそう。

そんな細かいこと日本人にはわからないよ…という論調もありますが
結婚式で提供する飲み物はオプション倍返しで積み重ねパティーンなので、それがスパークリングかシャンパンかで価格が変わる。つまり詐欺。
さらに、新婦目線で言えば、拘りに拘ったであろう一生に一度の晴れ舞台で恥をかいたということで、
大袈裟な…とは思えなかったりもする。


必ずしも、シャンパン>スパークリングではないとはおもう。
スパークリングも本当に美味しいものも多い。けしてシャンパンに劣ると言うわけではない。

けれど、カリフォルニアの寿司バーで、本当は醸造酒なのに、特別大吟醸と称して書いてあったらなんとなくもやもやするのでは?それに近いものがあるのかなあと思った。

シャンパンでも何でも美味しいわけじゃないし、広告宣伝費をかけている有名なメゾンが必ずしも美味しいわけでも無い。

ただ、東京はシャンパンの消費量が世界でも5番目位に多いという。そんなに飲まれているのに、飲んでいるものの中身をよく分かっていないのはカッコ悪いなあと思う。

シャンパン大好きでもないけど、
死ぬまでに飲みたい30本のシャンパン

という本を読んだばかりで、それぞれのメゾンがどんな心意気で自分たちの作品と勝負しているか、知ったばかりだったので、何と無くそんなことを思った。


ちなみに。
ドンペリ、モエシャン、ペリエジュエだけがシャンパンではなく、他にも美味しいシャンパンは沢山あるから、ブランド名に踊らされず色々飲むといいとおもうよ。

 


 


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うみはひろいーなーおおきーいーなー!!


と思わず歌いだしたくなるような写真ですね。写真ではね。
このとき私は超絶グロッキーでした。


海なし県埼玉県民として長く生きてきたのでこのような高速船で着席で50分の旅は
けっこうきつかった。
ナポリからカプリ島までは高速船かフェリー、もしもあなたがブルジョワジーならばヘリコプターと言ふ手もありますが...プロレタリアートなので船一択。


しかしすでに帰りが憂鬱な私と家人...


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しかし!見てくださいこの美しいコバルトブルーの海。


さっきまでの気持ち悪さなんて一瞬で忘れてしまいますわ。


カプリ島と言えば、ヨーロッパ随一の避暑地、セレブが訪れるリゾート地☆


青の洞窟で有名ですがそれ以外にも見所が沢山ありすぎて2泊じゃ足りず1週位滞在しても飽きない場所です。


今まで人生生きてきてこんなに良い場所はないだろうというくらいカプリ島が好きです。


また行きたい場所です。(あの船に乗らなくても良いのなら...)


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GROTTA AZZURRA.マリーナグランデの玄関口に構えるバー


これだけでもうテンションがマックス値!!


さぁ、ホテルに向かいますヨ 


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11月になった。
今年もあと2ヶ月。残り営業日約40日。
年内に何ができるか?
走り続けるしかないな!

走り続けるためには適宜水分補給をしなければならない。
私にとっての水分補給は良い音楽を聞くことだ。

10月は日比谷野外音楽堂にて、大好きな指揮者、井上道義氏×新日本フィルの野外コンサートを見にいった。

元々彼が気になるようになったきっかけは、ショスタコーヴィチの作品をよく振っていたから。
そして、2007年に日比谷公会堂でショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会を見に行ってからすっかりファンになった。
彼の五番は素晴らしかったー。もう一度聞きたい。

今回は野外ということで、正座して残響込みで聞くというよりはライブ感覚で楽しむがただしいかなと思い、最前列で見てきた。

曲目は
J. シュトラウス
常動曲
久石譲
あの夏へ(千と千尋の神隠しより)、魔女の宅急便、となりのトトロ
マーラー
交響曲第7番5楽章
チャイコフスキー
くるみ割り人形より「あし笛の踊り」

アンコール
ムソルグスキー
展覧会の絵

オケのメンバーはTシャツというラフな出で立ちで。マエストロは背中にヴァイオリンの派手なベストで。
子供も楽しめるコンサートに、ということでMCも陽気に。
ジブリメドレーは美し過ぎて身悶えした。
弾き振りも、いいですね。

そして続くマーラー。いま思い出しても、やはり、凄かった…。

初秋の風の香りに、沈みゆく夕景に、ざわめく木々に、鳴り響く鐘の音というシチュエーションも堪らなく美しかった。
壮大な音の洪水に意識を持っていかれそうになりながら、コンサートホールではない野外ならではの、演奏家の息遣いを楽しむ。
この曲は確かに、ライブ向き。

できればラストだけでなく、全編通して聴きたかった。まあ、7番は70分越えの大作なのでこのプログラムでは無理だけど。

MCで井上さんはこんなことを語っていた。

今は何でも手に入る世界になって、でもそのせいで、いっぱい悩まなくちゃいけない。スーパーにいけば、ジャムだけで何十個も種類があって、そこから選ばなきゃならない。
そんなことを、ずっと昔にいきてたマーラーは、予測していたのかなぁ。


笛の踊りはPA無しで音の振動そのものを楽しんで欲しいという演出をしていた。

予定ではここまでで、最後はアンコール。
(アンコールしてくれるとは思わなかったので、テンションがあがる。w)

展覧会の絵のラスト、Great Gate of Kiev。

この曲は昔から大好きで、とても思い入れがあるので、正直とても嬉しかった。

優美なコラールから鐘が鳴り響くコーダへ。そして主題が壮大なラストに帰結する。ぶるぶる震えた。表現がおかしいが、五感がやられる感じ…

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気づけば日はすっかり暮れていて、楽しい音楽の時間はすぐにすぎてしまったのだけど、今回も、沢山の元気をもらえた。

井上さんの指揮は、見ている人を元気にする。

それはきっと、作曲家や演奏家に敬意があって、その上で御自身がどう表現したいかの信念があって、それが素直に伝わってくるからかなあと思ったりする。
好きだから、そういう感じ方になるのかもしれないけれど。

もし機会があれば、ぜひまたショスタコチクルスをしていただきたい!といううっすら期待をしつつ…。

コンサートホールで畏まって聞くというスタイルではなくて、敢えて野外で気楽に聞いてよ、というスタンスもとても素敵な試みだと思った。

野外クラシックフェスみたいな感じで、在京オケの対バンでプログラム組んだら凄い面白いから、ぜひフォルジュルネあたりで企画していただきたいな。

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