今年はようやく日本の音楽業界もスタンスが変わるとおもいます。
くるくると言われ続けたSpotifyの日本上陸は結局まだ来てないのですが!!
それの上位互換といってもいいくらい良いアプリになっている「AWA」
みんな使った方がいいよ。
AWAに足りないのはアーティストのプレイリストが楽しめないことだけど、 
国内向けにローンチするなら755みたいに人気のあるアーティストと契約して作ってもらえばいいわけだし
多分成り立つと思います。

そして、ずっと応援していた「LINE MUSIC」もティザーサイトが公開されています。

そして、Appleも音楽に本腰入れてきましたね。個人的にはBeats1のラジオ配信が興味ありますが
どうせなら年中無休でフェスの配信でもしてくれたら月3000円くらい払ってもいい。
そしてこの方のブログがかなり自分的にもしっくりきた。




定額配信ってどうなの?
という疑問を持っている方も多いと思います。

さいきんの若い子って音楽全然聞いて無くない?
ランキングチャートやばいじゃん。
そう思っている人も多いと思います。

でもこのイシューについては私は1つだけささやかな反抗をしたい。

私はTwitterで完全な音楽アカウントを持っています。
基本的には自分が傾倒しているEDM系リスナーのフォロワーしかフォローしていません。
大体300人弱ですが、14歳~20歳がメインです。

EDMの人気はヨーロッパやアメリカで爆発的に人気になってから周回遅れで日本にもようやく定着し始めました。リスナーの半分は10代だし、単調なビートで何のひねりもないサウンドがもてはやされていることに従来の洋楽ファンの方は辟易しているという話もききますw。
当然、それらはオリコンのランキングでは10位以内に入ることはないです。
だって握手券をつけてCDを売ることを目的としてないから。
 
彼らはどうやって新曲を聞いてるんでしょうか。
好きなアーティストはTwitterでフォローしてれば、新曲のティザーをどこかに上げてます。
または自分の仲間内でRTしまくって、誰かが教えてくれます。
基本的にはいまの子たちはiTunesやBeatpoatなどで買う人が多いし、もっというと「買わない」です。
YoutubeやSoundcloudで済ます人が多いです。
でも、皆流行りの曲(主にUSチャートやフェスでかかる曲)はほとんど把握しています。
正直言って情報量の違いに驚かされます。
今や売上=流行ではないんです。 
彼らはなんでそんなに貪欲に日本でたいして流行ってない曲を聴きまくってるんでしょうか。

DJのイベントでは、自分の曲をひたすらかける人よりは流行りの曲のアレンジをかける人の方が多いです。
より多くの曲を知っていないと盛り上がることができません。
日本ではあまりかからない曲もあります。
でもイベント行くとみんな狂ったようにジャンプしてるし、みんなでシンガロングできます。
この共通体験の共有というものに、今の10代の人たちは非常に敏感だと感じます。 

「Iの時代からWEの時代へ」
と誰かがTwitterでつぶやいていましたが、その通りだと感じました。

音楽というものを「形ではなく」「空気のように」受け取れる人たちがいまの若い世代だと思います。
よくわからない音楽ライターのライナーノーツなんかより自分たちの方がよっぽど情報をおえていたりして、
ブログで発信している人も多いです。
好きなアーティストの音楽とはいつでもつながってたいし、誰より多く情報がほしい。
好きなアーティストが渋谷で寿司を食べてたら場所を特定して会いに行って自分の音源を手渡ししちゃうような子たちもいます。
フェスのためにマイアミやベガス、韓国くらいまでならノリで行っちゃうような人たちがわんさかいます。
正直言うと、デビューしてないふつーの素人の方が、よっぽど行動力があるように思えます。 

これは自分がすきなジャンルがそうだからであってすべてのジャンルに当てはまるとは限りません。
ただ、EDMというジャンルのシーンはアーティスト自ら発信して拡散し、イベントで本領発揮するという今のシステムに非常に適していると感じています。
流れてくる音楽をただひたすら消費するのに、1枚2000円もするCDを毎回買っていたら、破産します。
そういう意味では、定額制の音楽消費システムは非常に理にかなっています。

別に音楽を聞かなくなったわけじゃない、フォーマットが今の形に合わなくなってきただけ。
それを日本でも証明する年が「2015年」であってほしいし、そうであるべきだと思います。
そして、日本のマーケットが小さいと感じるのであれば、海外のマーケットも視野に入れて活動できるプラットフォームになってほしいです。
音楽に国境なんてほとんどなくなっている、という認識が加速しそうな、2015年の初夏の夜です。