2014-08-24-12-53-13

京都には幾つか花街がありまして、街に寄ってカラーがかなり違うそうです。

私の先生が京都で時間があるなら、是非島原の輪違屋に行っておいで、と教えてくださいました。

はて、島原とは長崎のあれか?と京都に対する知見0な私にはクエスチョンマークだらけ。

聞けば普段は一見さんお断りの太夫の教育の場兼宴席の場として使用されていて公開されないが、今年の夏は特別に公開されているということでした。

また、滞在中に訪れたバーのマスターの方が京都の花街について色々と教えて下さり、少しの時間しかないけど行ってみることにしました。

2014-08-24-12-27-18


こちらが島原大門です。
気分は「さくらん」です。

2014-08-24-12-27-57

今回はこの輪違屋と角屋に行きました。

2014-08-24-12-30-11

祇園にある花街とは雰囲気が少し違いまして、周りは住宅地です。
もう営業しているのはこちら位とのこと。創業元禄元年ということで、初置屋潜入です。

2014-08-24-12-32-58


玄関。

2014-08-24-12-34-25

縁側と箱庭

2014-08-24-12-45-47

小さいながらも風情があります


2014-08-24-12-51-17

2階は撮影禁止ですが、1階はいいそうです。

2014-08-24-12-50-20


新撰組ゆかりの場所らしく、近藤勇の屏風がありました。


続いて角屋。
寛永18年創業、揚屋(あげや)建築の唯一の遺構(重要文化財)です。
揚屋 は、江戸時代、客が、置屋から太夫、天神、花魁などの高級遊女を呼んで遊んだ店。
ちなみにこちらも新撰組がよく使っていたそうですね。(幕末の歴史は不勉強なのでよく知りませんが)

2014-08-24-12-58-07

門構えからかっこいい!!

2014-08-24-13-21-40

期間中は、「臥龍松(がりゅうまつ)の庭」「松の間」「網代の間」「台所」などの一階部分が公開されます。

2014-08-24-13-21-18

暖簾をくぐっていきます
中には「角屋もてなしの文化美術館」が併設されていました。この資料館は通年で見れるそうです。

2014-08-24-13-16-10

いけてるお庭
いや、御庭、御庭番w

2014-08-24-13-23-06

ちゃんと刀を預ける場所があったり、番台がありました。

2014-08-24-13-19-59

今年は夏の間、「京の夏の旅」というキャンペーンで特別公開しているそうです。
9月30日(火)までということなので、ご興味がある方は秋の連休にぜひ行ってみてはいかがでしょうか。