あいたむblog

ワインと音楽とアートと写真が好きなあいたむの日常。 たまたま見つけた誰かのために残しておくメモ。

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2021年は外出を自粛していたので、インドアで愉しむ遊びを良くしていましたが2022年はこの2年間をある程度取り戻す年にしたいなと思っています。
ということで旧暦にちなんで2022年の目標をここに記しておこうと思います。

1.青森 新潟 岐阜 広島 山口 徳島 佐賀 長崎 熊本 に行く
この5年で色々旅して(出張して)きたけれど、意外にこのエリアに行ったことがない、というか、思い入れの強い場所になかなか行けない性分なので、今年は時間を見つけていきたい。特に焼き物巡りの旅に出たい。このうち3つくらいは何かしらで行けたらいいな~。
・青森⇒五能線に乗って…斜陽館…五所川原…に行く
・新潟⇒Winerystay TRAVIGNEに行く 
・岐阜⇒氷菓の聖地高山・美濃焼の聖地多治見に行く
・広島⇒尾道に行く
・山口⇒ワンチャン宇部に行きたい
・徳島⇒鳴門海峡行く
・佐賀⇒唐津に行く
・長崎⇒五島列島(上五島、福江島)に行く
・熊本⇒地獄温泉 青風荘.に行く

2.ガンダム(宇宙世紀)見終わる…
やっとZまで見終わったのですが
ZZののりについていけません…が
とりあえずマフティーまでたどり着きたいのです が
https://www.biccamera.com/bc/c/entertainment/gundam/chronology.jsp
これみてまだ先が長すぎて心が既に折れかけている
富野由悠季の世界展、神戸でたまたま見たんだけど
もっとちゃんと見ておけばよかったよ

3.写真制作を再開する
まずはテーマを考えないといけない。やってみたいことはあるけれど実現できなかったことも多いので、、4月までに何となくのテーマを決めて、月1で撮りに行きたい。あと今年は現像やってみたい。

4.コーチングの勉強
1on1を定期的に実施して、どうしても断片的な対話になってしまいがちなので、連続性を持たせるような対話の作り方をできるようになりたい。


5.今までにやったことのないことをしてみる
ここ5年で一番変わったのはずばり食生活。
魚介が苦手だったけど、色々な食事会などのご縁で「絶対食べないとダメ」な感じの場所に身を置いた結果小魚以外は食べられるようになった。
人間その気になれば何でもできるわと思ったので、何となく今まで敬遠してきたものにチャレンジしてみたいなと思っている。

※この記事は対話型鑑賞ファシリテーター Advent Calendar 2021への寄稿記事となります。
(長年放置していてしれっと復活するのがあいたむクオリティです。)

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「対話型鑑賞」との出会い
「対話型鑑賞」を知ったのは、京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)の学芸員資格の講義を受けていた時のこと。「生涯学習」における美術館の役割、という話でした。
アートを通じ鑑賞者・学習者の「観察力」「批判的思考力」「コミュニケーション力」を育成する「ヴィジュアル・シンキング・ストラテジー(VTS)」 をニューヨーク近代美術館(MoMA)が始め、世界で実施されていると紹介されました。

そして、京都芸術大学では「ACOP / エイコップ(Art Communication Project)」という対話型鑑賞プログラムがあるので、興味がある人は参加してみては、ということでした。
(なのですが、学芸員の単位を取るのに必死で実は参加はしていません。)

「対話型鑑賞」について掘り下げることになったのは、それから2年後。「六本木アートナイト2016」で「六本木アートナイトをもっと楽しむガイドツアー」のボランティアガイドに参加したときです。ACOPという独自の鑑賞法を踏まえ、美術教育研究者の平野智紀氏による事前トレーニングを積んでプログラムを作り、街なかに展示された作品を参加者と共に対話しながら鑑賞するイベントをお手伝いしました。
六本木の街並みの中に一夜城のごとく現れる巨大なアート空間を、その時に居合わせた人々と一緒に見て、考えて、話して、聞く。
一連のトレーニングと仲間との準備、当日のガイドツアーの体験は非常にエキサイティングでした。

その時の感覚をもっと研ぎ澄ましていきたいという気持ちがあり、今は埼玉の美術館で教育普及のサポートスタッフをしていて、(今はコロナでなかなか難しいですが)親子でのアート鑑賞ツアーをしたりしています。

「対話型鑑賞」を実際にして改めて知ったこと
対話をする事象は絵画作品や映像、彫刻やマテリアルだったり様々ですが、「対話型鑑賞」(に加えて1on1やコーチングなど)を知ることで自覚したのは、人って正確に観察したり、言語化したり、聞き取ることが難しい生き物なんだということ。
目に映っているようでも実は見落としていたり、誰かの話した言葉を聞き取る前に脳が何か考え始めたり、思ったことを正しく伝えるのに時間がかかる。その状況を感知してファシリテーターが対話しやすい環境を作る部分も大事な要素の一つだなと思いました。

コミュニケーション能力という言葉で片づけることもできるのですが、受け答えやコメント、表情や会話の速度や声の大きさ、意見の関連性や集約のようなものを初対面の人とするのはめちゃくちゃ集中しないと難しいなといつも思います。


原体験が「六本木アートナイト」だったからか、屋外彫刻がある美術館での体験があるからか、ホワイトキューブで行う「対話型鑑賞」と、そうではない場所で行う「対話型鑑賞」は雰囲気が違うなと思うことがあります。
展示室でするときは、無意識に「真面目に正しく間違ったこと言えない」みたいな空気、屋外や開かれた場所だと「自由に喜怒哀楽がでやすく声も大きくなる」ような空気を感じることがありました。
鑑賞という点では、集中しやすい環境を作るか、リラックスした環境を作るか、どちらもあるんだろうなと思います。
ただ、初めて「対話型鑑賞」というものを経験する人には、ナチュラルな感覚でできると発言のハードルが下がるのではないかなと思います。

「非日常」につながる・演出する「アート」として、いくつかのホテルでの事例
ときに、旅におけるレジャー系の(ビジネス系ではない)宿泊施設は、空間を作るという意味では、究極的に「非日常」を打ち出しています。
この非日常という環境で対話型鑑賞を行ったら、人をよりリラックスさせるのか、または意図的に作られた空間は緊張を誘うのか、どちらに作用するのでしょうか。
私は仕事として宿の情報収集をしていますが、近年は「アート」に注目したホテルや独自のアクティビティを提供している宿がぽつぽつ出てきていますので、いくつかご紹介します。
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1.ホテル内でアートツアー
京都の鴨川沿いに佇む外資系のラグジュアリーホテル「ザ・リッツカールトン京都」では、約400点もの美術作品があり、宿泊者へのアクティビティとして「アートツアー」を行っています。対話型鑑賞ではないのですが、少人数のため、その場に集まった人とガイドは、作品に対して色々とコメントを交わすことができます。
一つのギャラリーを見るほどのボリュームで、所要時間は1時間ほど。ホテルの中で完結しているからか気楽に参加出来て、終了後にはホテルに対する親しみ、愛着がわきました。
(京都のホテルでは「THE THOUSAND KYOTO」や「HOTEL THE MITSUI KYOTO」、「アンテルーム 京都」など、アートツアーを実施している施設が多いです。)

2.泊まれるアート作品
前橋市のまちづくりの活動として2020年に誕生した「白井屋ホテル」には、様々なアート作品が点在していて、自分のペースでアートツアーを楽しめるようになっているます。
モダンな空間はギャラリーのようでもありますが、一般の利用者もいるので喧騒もあります。またコンセプトルームはお部屋全体が「作品」となっていて「アートギャラリー」としてではない新しいタイプのアート鑑賞空間です。スタッフに聞けばアート作品の解説などもしてくれるそうで、身近な人と一つ一つの作品をゆっくり時間をかけて見れる場が提供されています。短時間での対話型ではなく、目に入ったときに言葉を紡ぐ、そんな体験ができるなと思いました。
(同様のコンセプトでは「BnA Alter Museum」、「ベネッセハウス」などがあります)

3.ミュージアム的なアプローチの宿
富山の「リバーリトリート雅樂倶」は、佇まいから美術館のような美しいデザインの建物。館内には日本画家の千住博さんの作品をはじめ、至る所にアート作品が飾られており、どちらかというと美術館の展示室のようなアプローチで作品を鑑賞します。
那須の老舗旅館「板室温泉 大黒屋」も、「保養とアートの宿」をテーマに美術館とギャラリーが併設されている宿で、作品と向き合う場所を宿の中に作っています。
ホテルキーフォレスト北杜」も敷地内に「中村キース・ヘリング美術館」があり、鑑賞する場を設けています。どちらかというと、作品と向き合うような形式の提供をされていると感じます。




宿でも、対話型鑑賞できそう
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昨今増えてきたアートを取り扱うホテルの中でも様々な特徴があり、実際に対話型鑑賞を行うのであればそれぞれの好みで選ぶことができるかなと思います。アートツアーを実際に行っているホテルでは、(おもてなしに長けている)スタッフの方がファシリテーターの役割を担うため、初対面同士でもコメントが言いやすい気がしました。作品が点在している場合は、自由に滞在ゲストに見ていただくために展示されているので、グループで旅をしたときなどに行ってみるのもいいかもしれないです。

今回はホテルの事例を取り上げましたが、日本の伝統的な旅館でも対話型鑑賞はできると思いますし、むしろしやすい空間なのではないでしょうか。
客室の床の間には季節ごとに掛け軸や書を選ぶ宿が多く、客室内でも「対話型鑑賞」を行うことができます。北大路魯山人の器でもてなす宿もありますし、数寄屋造りの建築や日本庭園を作品に見立て対話を重ねることもできます。
対話型鑑賞を滞在のアクティビティにしている宿はまだ見つけたことはありませんが、近い将来、始める宿も出てくるかもしれません。
そうなったら、ちょっと面白いな、と思っています。

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2020/7/24 8:49 撮影。

静まり返った国立競技場。

東京オリンピック開会式(2020年7月24日)、本来の日程はこの日だった。




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2016年にロンドンに弾丸1人旅をしたときに、オリンパス35RCを持って行った。
1970年に発売されたものらしい。
祖父の形見で、前に彼のアルバムを整理していた時に出てきたもの。

オリンパス35RCを使って、ロンドンのリバプール ストリートを撮ってみた。
リバプール ストリートはロンドンの金融街なのでビジネスマン風の人たちが闊歩している。


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ノッティングヒル ゲート駅近く。
モンドリアンみたいな色合いのビルが素敵だった。


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ナショナル・ギャラリー前で、お絵かきしている人。
何のためにお絵かきしているのかわからないけど、みんな描いてた。

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バスの車窓から。

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テムズ河。

この時は何を血迷ったかサヴォイ・ホテルに泊まった。
Cielさんのこの記事を読んでから、いつかロンドンに行ったら泊まってみたい宿のひとつにあげていた。http://cieltrip.blog.jp/archives/1058397264.html
彼女の価値観が好きで、次の会社で一緒に仕事ができていて嬉しい。

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#olympus #olympuspen #olympus35rc 祖父と孫のオリンパス

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フィルムって難しいね~







簡単にレトロ調になる、写ルンですが好きだ。



昨日内田光子のシューベルトのコンサートに連れて行っていただいたのだが、間違いなく彼女が表現するシューベルトを超える日本人ピアニストはそうそう出ないだろうし、世界でもそうそういないと思うくらい、一音一音が完璧すぎて、圧倒されてしまった。
これがプロフェッショナリズムか、と、圧倒的な力の前にひれ伏す感覚を持った。


音の響きだけで情景をここまで表現できるものなのか。
音楽をやってたなんて言えないレベルでしか嗜んでないけど、
聞けばわかる、
この人が日に何時間、何十時間ピアノと向き合っているのか、
作曲家の残した作品とどれだけ対話したのか、
考えただけでくらくらしてしまって、ただ流れてくる音色についていくのに必死だった。

自己満足の表現では決してなく、
ひたすらに作曲家の支配する音楽の世界に誘ってくれる
こんな表現ができる方って私はあまり耳にしたことはなくて、
流行りの解釈や、個性を重視するような弾き方でなく、
作曲家の意思が絶対という前提の中で音の深みに全力で向かい合っているようなそんな演奏だった。
わからないけど、あんな演奏を続けてたら、早死にする。と思ってしまって、怖くなってしまった。

もし自分が音大生だったら、あんな演奏を聴いてしまったら、
ピアノに火をつけてしまうかもしれない。
ただ音を享受する娯楽として体験できる観客でよかったと心から思った。
それ位圧倒的な力があった。

私はアンサンブルが好きで、重なり合う音と人の変化によるパフォーマンスが好きなので、個人的な意志を持ってソロの演奏に出向くことは少ない。

でもとにかく内田光子のシューベルトベルトピアノソナタ20番はすごい。
何も言わずに、聞いてほしい。
1日たってもずっと耳に残ってるって、どうかしてる。

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